10年以上の歴史がある光触媒とは何でしょうか?
カーテンや車の消臭材やエアコンにも光触媒を活用した商品があります。
光触媒とは?
光を吸収してなにか作用を起こす物質の総称。
通常では困難な化学反応を常温で引き起こしたり、光エネルギーを蓄える反応を起こすこと。
◎ 代表的な物質として酸化チタン(TIO2)が知られています。
どんな反応?
紫外線の光エネルギーを利用して、有機化合物を分解し、水と二酸化炭素に分解します。
酸化チタンは、酸化分解力が強力である点が特徴です。 光触媒表面には水があり、これが酸化されると、酸化分解力の高いヒドロキシラジカルができ、有機物と反応します。 酸素がある場合、有機化合物のラジカルと酸素分子とが連鎖反応を起こし、有機物は分解され、最終的には二酸化炭素と水になります。 条件によっては、有機化合物が直接酸化チタンと反応して分解されることもあります。 一方、対となる還元反応は、空気中の酸素の還元です。 酸素は還元されやすい性質を持っているため、酸素がある場合は、水素の発生が起きる代わりに、酸素の還元反応が進み、過酸化物になったり、水になったりします。
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