フェイクグリーンって本物そっくりなの?

はじめて造花をご利用になられる方なら、一度は思うこの疑問に正直にお答えいたします。

 

1)飾った時の雰囲気は本物以上です。
   しかし、造花なので間近で見れば人工です。

結局どっちなの?と思われる方も多いと思いますが、フェイクグリーンを使用する目的によっても回答の仕方が変わってきます。

インテリアとして枯れないグリーンとして飾りたい方。きちんと枝葉の調整を行ってデザインを整えていただければ本物以上に見える思います。

逆に工業製品のように作りを間近で見てみたい方。やはり造花です。人工的に作られているので、ニセモノです。本物を買いましょう!

2)本物が飾れるのなら、本物をオススメしています。

本物の代わりにフェイクグリーンを探している方にいつもお話させていただくのは、本物が飾れる環境であれば、まずは本物を飾ってください。

枯れてしまったり、葉っぱが寂しくなってしまったり、希望する樹形がなかったり、虫が嫌いな方。そんな方にはフェイクグリーンがオススメです。

 

3)本物がダメならば、フェイクグリーンをオススメいたします。

やっぱり多いのは、水や肥料のメンテナンスが時間的に無理な方、虫が絶対にダメな方。

だからと言っても、フェイクグリーンでも、本物に近いものを飾りたいですよね。

当店では、いつもスタッフみんなで商品の企画・デザインを行っています。

同じような種類やデザインでも、よくよく見ると作りが異なっていたりするので、基準は「自分の家やお店に飾りたいかどうか」が最大のポイントとなります。

 

4)コスト度外視では、お値段が法外に高くなってしまうので、
   バランス重視で企画・デザイン・製作をしています。

どちらかというと、本物と見分けがつかないほど精巧な工業製品(お値段が以上に高くなり、個人の方では購入不可能なプライスに)ではなく、

ちょっと離れて見たときに「素敵」「癒やされる」「いいじゃん」と思える品質と価格のバランスで、企画・デザイン・製作をしています。

 

5)困っているのは、WEB写真で完全に再現できないところ。

オンラインショップなので、WEBの写真がすべてです。

枝葉を調整して1枚1枝ずつ角度を調整して撮影をしています。

しかも、撮影は、太陽光が入る時間帯にのみ行っています。

蛍光灯のみですと、全体が暗く写ってしまうためですが、それでも、なかなか色合いや質感を伝えるのは難しいのです。

そもそも、写真を見るためのデバイス(スマホ、モニター)によっても色合いや発色はかなり異なります。

そんな意味でも、写真とちょっと違うかもと最初から思っていただいて、どんなものが届くのかなと楽しんでお待ちいただけると嬉しいです。

 

5)実物は、今ご覧の写真から想像した「妄想・イメージ」とは異なる可能性もあります。

デバイスによって、だいぶ色合いや質感が異なるのに、さらに写真から膨らむ「妄想やイメージ」との比較となると、一致するのは困難かと。

写真撮影に使用している商品は、実際にお届けしている商品とまったく同じ商品となります。

撮影に際し、スタジオは太陽光が入る環境(しかも、蛍光灯は、昼白色と昼光色を半々に設置。電球色は大幅にモノの色を変えてしまうので使いません。)となるべく一般のご家庭やオフィスに近くしています。

お届けする品とまったく同じものを、1枚1枝ずつ葉の角度を変え、枝のデザインを整えて、格好よいスタイリングにして撮影をしております。

しかしながら、スマホの小さな写真を「ぱっと見で」質感や色合いを妄想されてしまうと、やはり違いが出てきます。ソファや洋服も同様かと思います。色合いや質感など。

なので、その辺りも、違っても良いよ!くらいの大きな心でご注文いただけると嬉しいです。

 

6)そもそも、本物とは?

  • 生きている観葉植物、そのもの。
  • 本物はこうなんじゃないかと妄想したイメージ(実物は違うのに・・・)
  • 本物のような雰囲気・枝ぶりの造花・フェイクグリーン
  • 本物と区別がつかない精巧な工業製品並のフェイクグリーン
  • よく見ると作りものっぽいけど、お値段を考えたらいいじゃんと思うフェイクグリーン
  • これはパッと見でもニセモノすぎて・・・・

 

当店で取り扱っている商品は、品質と価格のバランス重視となりますので、

  • 本物のような雰囲気・枝ぶりの造花・フェイクグリーン
    (当店のスタンダード品で、リアルと記載。)
  • よく見ると作りものっぽいけど、お値段を考えたらいいじゃんと思うフェイクグリーン
    (当店でもサイズの割にお値段が安めです。同じ種類 サイズならば、高額なものほどリアルです。)

が中心となります。

しかし、実際に作ってみたら、

  • これはパッと見でもニセモノすぎて・・・・ というものも少数ですがあります。
    (こちらは正直オススメではないので【コスパ】と記載。)

 

7)写真から判断するために必要なこと。

まず、「本物の実物」と「本物はこうだと頭の中で妄想したイメージ」とのイメージの違いを無くしましょう。

実際に園芸店に行き、本物をじっくりと観察してみてください。

幹がゴツゴツしていたり、根本からヒゲが伸びていたり、葉っぱの付け根が思っていたよりニセモノっぽかったり・・・きっと想像していたイメージとだいぶ違うことが確認できると思います。

次に、造花の特徴や素材感を知るためにインテリアショップなどで実物を見てみてください。

両者を見ることで、WEB写真から実物を想像することがしやすくなると思います。

WEBにはできる限りたくさんの写真を掲載しています。

色合いが異なるように見える写真は光加減が異なっていたり、カメラが異なっていたりしています。

同じ商品でも、カメラが変わるだけで大幅に色合いの表現方法(キャノンやニコンでもだいぶ違いますし、同じメーカーでも機種が異なると違ってきます。)が変わります。

8)デザイン調整でかなり見栄えや印象は変わるので、楽しんでデザインをしてみてください!!

最後に、本物に見えるかどうか?といったテーマでお話ししてきましたが、結局は、愛着を持ってデザイン調整をしたかしなかったかにかかってきます。

プラモデルと同様に、なんとなく作ったものは愛着が持てません。

しかし、観葉植物の写真を見たり、自分が理想とする形状などを考えながら、デザインを何度も調整しなおすことできっと満足いく仕上がりになると思います。

中には、なかなかいうことを聞いてくれない葉っぱもあるかもしれません。そんなところも丸ごとDIYのように楽しんでいただければと思います。

当店のプロのデザイナーですら、ささっと簡単にデザインしたものは、やはり葉の表情が不十分で自然にはとても見えません。

複数のデザイナーで協力しながら角度変更や調整を加えていき、すべての葉っぱを1枚ずつ、すべての枝を1本ずつ、最終的に美しいフォルムに仕上がった時にやっと撮影がはじまります。

「いやぁ 大変だなぁ」と思われるかもしれませんが、本物の観葉植物を毎日お世話することを考えれば、最初の時間だけです。全力で向き合っていただければ、きっと想像以上に素敵な姿になると思います。

 

以上、フェイクグリーンって本物そっくりなの?をご紹介いたしました。

本当に少人数で運営しているため、日々 製作と出荷に追われております。

新しいスタッフも常に募集しておりますが、一緒に盛り上げていただける方募集しています。

今後も短いコラムではありますが、商品のポイントや飾るポイントなど、豊富な情報を蓄積しているのでちょっとずつご紹介していければと思っています。